お知らせ・NEWS
当教室で開発中のTM5614の有効性を日本癌学会にて報告しました!
先日開催された第80回 日本癌学会学術総会にて、当教室で開発されたTM5614の慢性骨髄性白血病に対するチロシンキナーゼ阻害剤との併用による有効性を報告いたしました!東北大学と秋田大学との共同研究になります。Primary endpointは12ヶ月でのMR4.5到達率です。従来治療での1年でのMR4.5達成率が8%に対し、TM5614併用群では33.3%でした。安全性も問題なく、重篤な有害事象報告はありませんでした。今後第3相試験を計画しております。慢性骨髄性白血病は現在内服薬でコントロールすることが可能になった反面、ずーっとお薬を飲み続けなくてはならないということもあります。このような薬剤の併用でより早くより深い寛解に到達することができれば、お薬を飲み続けなくても良くなる未来が来るかもしれませんね。
町田先生の分かりやすい急性骨髄性白血病解説動画、是非見てください!
http://www.cancerchannel.jp/post38223
↑ 当科の町田真一郎先生の動画『AMLの基礎知識から最新治療まで知ろう!』が、キャンサーネットジャパンが運営しているキャンサーチャンネルで見ることができます。
Youtubeでも視聴可能ですhttps://www.youtube.com/watch?v=Iyr6ncKssgM
患者さん向けですので、分かりやすく、この春血液内科病棟に新入職の看護師さんや研修医の先生、学生さんも必見です!
これで急性骨髄性白血病がわかる!ぜひご覧ください。
原隆二郎先生の記事が東海大学サイトにアップされました!
https://www.u-tokai.ac.jp/academics/undergraduate/medicine/news/detail/post_149.html
原隆二郎先生の論文が大学公式サイトにアップされました。東海大学新聞編集部の方から取材までしていただきました。原先生よかったですね、おめでとうございます。ブレオマイシンはホジキンリンパ腫の化学療法で使用される抗がん剤ですが、肺傷害を起こすことがあります。どのような患者さんで肺傷害が起きやすいのか、どうしたら予防できるのか、そのような視点で原先生が論文にまとめてくれました。高齢者や高血圧でリスクが高まり、降圧剤の一種であるレニンアンギオテンシン系阻害剤を内服しているとそのリスクが下がるようです総合大学では色々な部署がしっかりしているので、こんなサポートもしてもらえるんですね(知らなかった)。これからも色々な部門と協力して東海大学を盛り上げていきたいですね!
原田先生が学会より表彰されました!
本年の造血細胞移植学会学術集会において、当科の原田介斗先生がWorking group research Award を受賞されました。日本における造血細胞移植レジストリデータを活用し、急性骨髄性白血病の移植データ解析をまとめた多数の論文が評価されたものです。原田先生おめでとうございます!これからも先生の活躍を期待しております!